禁煙して280目が経過した。早いもので停煙して9ヶ月目。先月再発した軽めの肺気胸もすっかり完治。
煙草も吸いたい気持ちは相変わらず沸かない。嘘である。たま~に「あっ、吸いたい・・・かも」と思うことがある。そんな時は昔バイトしていた喫茶店に行ってマスターから「1本どうよ?」と勧められたら貰う気満々で向かうのだが、そう上手く遭遇しないので吸っていない。
変わったことと言えば、喫煙時代によく通っていた馴染の酒屋に再びむかうようになったことくらいだろうか。夜は立ち飲み屋になる酒屋は、長机が3つほどの簡素な造りなのだが、お昼は喫煙者のパラダイスとなる。
近くのリーマンや専門学生たちがこぞって集合し、多い時には狭い空間に20名程がギュウギュウになってタバコを吸ったり、飯を食っているのだが、それまではタバコ臭いので行かないようにしていた。
けれども、女性の多い職場で肩身が狭い僕としては社外に出ないとろくに休憩してお昼が食べれない僕としては、座って食事できる酒屋はありがたい存在だった。しかも、最近の寒さである。
店内に入ると「おっ、久しぶり」と酒屋のおばちゃん。
「ボチボチ禁煙も九ヶ月過ぎたんで久しぶりに来ましたよ」と僕。
店内に入るともわっとタバコの匂いがするけれども、専門学生の十数名のラッシュがなければ、少し煙たい友人の部屋くらい。
初日は、10分くらいして学生ラッシュにあって退散。
「臭かった?」と聞いてくるおばちゃんに「いや~、久々はキツイっす」とだけ返した。
それから一週間ほど経ったが、もうある程度慣れた。
一度親切なおじさんがお店に慣れていないので灰皿が無いのだろうと差し出してくれた出来事があって(店内の灰皿は奥に収納されていて全てセルフサービス。慣れていないと灰皿を探すことになる)、禁煙中を伝えなければならないことがあったがそれっきりだ。
煙草との共存関係も今のところベストバランスな感じがする。
ここらへんから喫煙者に戻らないように気を引き締めようと思う今日この頃。