禁煙と転職とモテたい願望

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拾った中学生に素朴な疑問をしてみたお話【今の子もエ□本って買うの?】

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拾った中学生に素朴な疑問をしてみたお話【今の子もエ□本って買うの?】

僕は中学生を拾ったことがある。といっても、この表現ではいささか問題がある。

 

自主的に訂正させてもらうのなら「初日の出の帰りに、山道を震えて歩いて帰っていた男子中学生'sを車で拾って送ってあげた話」だ。

 

 

少し前置きが長くなるが、これは2017年になったばかりの元旦の話しだ。その日僕は毎年恒例の初日の出参りに行っていた。

 

そこは地元では少し有名な初日の出スポットで、山の麓から5キロほど登ったところにある。ちなみに曲がりくねった道を通らなければならいので車でも20分ほどかかる場所だった。

 

出会いは日の出の帰り道で

時間は少し過ぎて、日の出参りの帰り道。駐車場から出て500mほど進んだところに数人の子どもが歩いているのが見えた。

 

いつもはガラガラの駐車場もその日だけは満員御礼。手狭な駐車場を飛び出して道なりに車がズラリと並んでいるのは毎年の光景で、車の停めている場所まで歩く人の姿は、特段珍しいものではなかった。

 

だけど、すでにその車の列は通り過ぎていて、見える範囲では停車している車もない。

 

また、今年は奇跡的に日の出の前後15分だけは雲が晴れてみることができたのだが、そのボーナスタイムも終わって再び雪が降り始めていた。

 

まさか今から麓まで歩きか、と嫌な予感がした。ただでさえ細い山道で雪のために視界も最悪。昨日からの雪で凍結こそないが道路は滑りやすくなって、視界も悪い。

 

控えめに言っても最悪のコンディションだった。

 

もしかすると元旦から人身事故が起こるかもしれない。そう考えた僕は子ども達に声を掛ける決意をしたのだった。

 

そして歩く子どもたちに車を寄せ「麓の最寄りの駅まで乗ってくか」と聞くと、ノータイムで「お願いします」と彼らは車に飛び乗ったのだった。

 

まずは乗車を誘ったことを棚に上げて「知らない人の車に軽々と乗るな、人を簡単に信用するな」といった小言の一つや二つを渡す。

 

あとは、ばれたら問題になりそうなので、もしもの時用に「知り合いの親戚のオジちゃんが迎えにきた」と口裏合わせをするようにお願いをした。

 

話を聞くとどうやら中学生は同じサッカークラブの仲良し3人組で、大晦日のお昼から動き回っていたらしい。お昼過ぎに近くのイオンに集まり、そこから街に出てカラオケやなんやらで時間を潰し、麓にある神社の参拝ついでに、朝の4時から1時間かけて歩いて来たとのことだ。

 

あまりのアホさに絶句した。げに恐ろしきは10代の体力、なり。ただ流石に寒かったらしく震えていたので近くのうどん屋に寄ることにした。

 

もう飯まで奢ったのだ。しかも彼らはそれぞれ僕の地元とその隣町に住んでいることが判明した。もうついでだったので家まで送ってやることにした。

 

そして本題へ

一緒にうどんを食った僕たちだが、いざ車に戻ると正直特に話すこともなかったので、以前からずっと気になっていたことを聞くことにした。

 

「ねえ、君らの世代ってさ、もうエ□見放題な時代じゃん。なんなら広告までエ□い時代でしょ?そんな時代に生きてる今の子ってエ□本買うの?」

 

早まったかなと少し思ったが、「買う・・・買いますね」と案外ノリノリで助手席に乗る中学生は言った。

 

なんだその無駄なタメ、と思った。

 

「えッ?なんに使うの?」

 

「そりゃ使うためですよ」

 

そりゃそうだ。7つあつまったら願いが叶うんです、なんて言われた日には僕だって困ってしまう。

 

ただ、正直意外だった。僕が中学生のころなんて、父が持っていた「俺の空」でさえエロく感じていたのだ。ただエ□ければそれが正義だった。唯一僕自身の中でエ□に貴賎なしの時代だった。無差別級のエ□がはびこる現代だったら、ソフトエ□な広告で満足していたに違いない。

 

「逆にエ□本のほうがネットにあるやつよりいいですね。こう・・・質感が違います」

 

中学生は言った。なんと僕が乗せた中学生はエ□ソムリエの資格を持っていたようだ。きっと数年後は女性のカップ数も例のコピペのような呼び名で呼ぶのだろう。

 

そもそも見知らぬ大人に向かって堂々とエロ談義できるコイツは余程のバカか大物なのだと思った。家の場所を聞くと地元が同じ奴だった。多分バカのほうだと確信した。

 

ちなみに後部座席に座っていた残りの2人は満腹と睡眠不足で眠っていた。

 

「ふーん。もうネットで十分じゃない?」

 

「いや、自分だけのエ□がいいんです。上手く言葉にできないですけど」

 

彼はなかなかの変態だった。今の中学生のレベルの平均レベルが高いのか、それとも彼が飛びぬけてエ□なのか。ともかくなかなか興味深い時間を過ごしたのは間違いない。

 

ただ、わかったのは今の若者は周りにエ□が溢れすぎて「エ□サバイバル時代」に入っているようだった。いち早くエ□になれなければ、エ□という情報の海に溺れる。そんあ弱肉強食の時代がきているらしい。

 

さすがは平成生まれ。さっぱり訳が分からなかった(偏見)

 

そこから20分ほど車を走らせると後ろで眠る2人の家が近づいたらしいので起こし、それぞれの家の200m先くらいで下した。下手に玄関先まで連れていくのは流石にリスクが高すぎると判断したのだ。最後に「迎えに来たのは一緒に行った”4人目”の友達の親戚のおじちゃんだよ」と念押しするのは忘れない。

 

それからエ□ソムリエの家に向かうことになったのだが・・・

 

「エ□ソムリエは○○のどこ辺り?オレも地元一緒だから言ってくれたら分かるよ」

 

「そうですね。△△です」

 

「えッ!?△△!?」

 

「はい。どうかしました?」

 

まさかの地元のエリアも被っていた(実話)。

 

リアルに僕の実家からほんの200m先にある新興住宅エリアの一角がエ□ソムリエの実家だったのだ(実話)

 

ああ、やっぱりエ□ソムリエはろくでもない僕の後輩だったのだ。もっとまともな近所の後輩が欲しい。

 

そんなちょっと悲しい現実を知った元旦のお話。